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『Wellcome to DEATH ROW』 [BlackCinema]

 ホームページ更新日記2006.11.015
 音なしにはいられない

 かつての「音なしではいられない」状態がもどってきている。
 調子が上向きというより、むしろこれが当たり前だから可もなし不可もなしといったところだろう。
 主にインターネットラジオ利用だが、快適な環境を探すのに手間がかかった。マシーンは買い替えだろうな。
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 遅ればせながら、ドクタ・ドレー『クロニクル』を繰り返し。
 これはDEATH ROW のベスト・アルバムでもあり、さすがの重量感だ。
 付録で、ドレーとスヌープ・ドギー・ドッグのデュエット「Nothin' but a G Thang」のMTVが入っている。
 ドレーのソロはあまり印象に残らないけれど、このトラックはいい。スヌープと並んでもカリスマ性がある。
 あとは、ドレーとアイス・キューブによる「ナチュラル・ボーン・キラー」だな。

 それにしても『Wellcome to DEATH ROW』のDVDは最高だった。
 これが「もう一つの」アメリカだと。
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 2PACの犬死にのような銃撃死についても、ようやくというか、得心がいった。
 ああなるしかなかったわけだ。
 八ヶ月のあいだに150曲つくったアベレージも、死の予感という説明ですべてぴったりくる。
 伝説は必要なのだが、生きていては伝説化しない。
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 『トリプルX ネクストレベル』の、サミュエル・L・ジャクソンとアイス・キューブの掛け合いにある。
 「それはだれの名セリフだ」と訊くサミュエルにキューブは「トゥーパックさ」と答える(字幕は「ラッパーさ」だったが)。
 映画自体は、ヴィン・ディーゼルが降りてしまって、急遽主役を振られたキューブはその手の華のあるアクション・スターではないから、おかげで劇場公開もなしの低調さだった。
 ブラック版007シリーズにはならず。


 とにかく、いま何を聴くか、といったら、HIPHOPしかないみたいな……。


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