久しぶりに観たビデオは。 [映画VIDEO日誌2007-09]
2008.05.15 久しぶりに観たビデオは。
『ダーウィン・アワード』★★★
『デッド・ロックⅡ』★★★
どちらも、可もなく不可もなし。
どうでもエエって部類だ。
『ダウ・アワ』は、一番おバカな死に方をした人を表彰する話。
山田風太郎『人間臨終図鑑』の軽薄版かと思ったら、もっとテキトーで。
『ジャッカス』のドラマ仕立てってところか。
にしても、ジュリエット・ルイスの登場場面ぐぁ……。
「もっと早く、もっと早く」は、ねーだろ。ラス・メイヤーのポルノじゃあるまいし。
『デロⅡ』は、ウォルター・ヒルの第一作に迫る、とは間違っても期待しなかった。
舞台をロシア刑務所に移したのは正解。
けれども、殺伐さばかりエスカレートするのは、困った。
『ダーウィン・アワード』★★★
『デッド・ロックⅡ』★★★
どちらも、可もなく不可もなし。
どうでもエエって部類だ。
『ダウ・アワ』は、一番おバカな死に方をした人を表彰する話。
山田風太郎『人間臨終図鑑』の軽薄版かと思ったら、もっとテキトーで。
『ジャッカス』のドラマ仕立てってところか。
にしても、ジュリエット・ルイスの登場場面ぐぁ……。
「もっと早く、もっと早く」は、ねーだろ。ラス・メイヤーのポルノじゃあるまいし。
『デロⅡ』は、ウォルター・ヒルの第一作に迫る、とは間違っても期待しなかった。
舞台をロシア刑務所に移したのは正解。
けれども、殺伐さばかりエスカレートするのは、困った。
あたりを砂嵐のように暗く霞ませ、路面に降り積もり、トム・クルーズの革のジャケットの表面を薄い膜のように覆う灰白色の粉塵の感触をリアルに描くこと。こうした描写によって、スピルバーグは「9.11」の記憶を、再現的なリアリズムによってではなく、また何らかの政治的メッセージとしてでもなく、まさしく隠喩的であることがそのままリアルへと反転する、ある種不快なイコンとして差し出したのである。
――藤崎康『戦争の映画史』155p
粉塵とスモークの21世紀型戦争映画の考察。
なかなか有益であった。
――藤崎康『戦争の映画史』155p
粉塵とスモークの21世紀型戦争映画の考察。
なかなか有益であった。