30年遅れの映画日誌。映画を観るためには映画館に出かけるしかなかった時代の話。

 1985年8月25日日曜 晴れ
 『深き青き夜』ディープ・ブルー・ナイト 裵昶浩ペ・チャンホ
 『鯨捕り』 裵昶浩
 『馬鹿宣言』 李長鎬イ・チャンホ
 韓国若手監督特集

 池袋 スタジオ200



 発見の会の自主上映とほぼ同期に、西武デパート内のスタジオ200での上映が定期的にひらかれるようになった。
 当初は、ポリシーがない、政府機関による作品選定は問題だ、などという批判があったが、そうした傾向はじょじょに是正されていったように思う。
 李長鎬につづく第二の名前、裵昶浩とその作品を知った。

 裵昶浩と安聖基アン・ソンギの挨拶があった。



 この回の番組は他に――
 『水の流れはかえられない』 林権澤イム・ゴンテク

下は前年(1984年)の上映番組

『鯨とり』