スパイク・リー『ジャングル・フィーバー』91年製作
 1992年1月25日土曜


 リーの芸域の広さに感心するしかない?
 縞模様の恋愛ドラマ。
 失望というよりも、当惑がより多く残る。


 脇役を配するうまさは、「単なる黒人作家」という域を超えている。問題ある言い方だけど。
 前作でのダニー・アイエロにつづいて、本作ではアンソニー・クイン。
 そしてサミュエル・L・ジャクソンが頭角を現わしてきたのもこの作品あたりからだった。