1988年4月
『望郷と掟』


『D.O.A』
  


『マッド・ウォリアーズ/爆裂都市2000年』


『サンダーボルト』
  


『男たちの銃火/ファイヤーパワー』
『犬死にせしもの』


『リトル・ドラマー・ガール』
『忍冬の花のように』


『夜の人々』


『燃えよデブゴン』
『アニマルハウス』


『エンテベの勝利』
『十字砲火』

 このリストはもう、 VHS日誌。
 日付の意味も薄れてくる。
 ビデオデッキはけっこう、壊れては買い替えての連続だった。
 作品「上映」を実行するビデオデッキが映画館以上に「お友達」だった時期があったわけだが、機械は機械。
 どこのメーカーのどの型が特別ナイスだったと憶えているような思い入れは、まったくない。
 ソフト(テープ)もハード(マシン)も、すでに骨董品あつかいだろう。
 身近な製品の多くが、10年にみたないサイクルで「死んで」いく。
 想えば、長生きしてきたもんだ、と下らない感慨につつまれる。
 いま持っているビデオデッキは、中古品を捜しまわって買ったものだが、稼働するのは年に一度くらい。
 このまま、我が家でいちばん長命なビデオデッキとして残るのだろうか。