パーヴェル・ルンギン『タクシー・ブルース』
 1991年1月19日土曜
 

 アレクシエーヴィチの『死に魅入られた人びと ソ連崩壊と自殺者の記録』(とくに、冒頭の一章)を読んで、この時期のソ連邦のすさまじい「壊滅」状態にたいする恐怖をおぼえた。
 ちょうど、そこに臨場した映画だったのだな。