2016年08月30日 - 日付のない映画日誌1960s ニコラス・レイ『北京の55日』 63.10 ハリウッド史劇がオリエンタリズムに向かった数少ない作品。 失敗例でもある。 ミッチ・ミラーのテーマ曲も、何かモタモタと勇ましくないし。 伊丹一三(当時の名前)のカッコよさしか印象に残っていない。 ずっと後になって、ニコラス・レイの本『私は邪魔された』を読むまで、この映画のことも思い出さなかった。 レイのキャリアは事実上、この作品で終わっていたのだった。