『祇園祭』 [日付のない映画日誌1960s]
スタンリー・クレーマー『渚にて』 [日付のない映画日誌1960s]
終わり・そして・始まり [日付のない映画日誌1960s]
『ジョージー・ガール』 [日付のない映画日誌1960s]
『ジョージー・ガール』
映画館は三条の朝日会館だったかな。
ザ・シーカーズの歌に惹かれて、観に行った。
ザ・シーカーズはオーストラリアのフォーク・グループ。イギリスにわたって成功した。
ヴォーカルのジュディス・ダーラムは、PPMのマリー・トラヴァース(故人)を「健康」にしたようなタイプ。
他のメンバーも、どこか垢抜けない公務員みたいな外見だった。
「ジョージー・ガール」の音源をレコード盤からコピーしていたつもりが、見当たらない。仕方なくWEBで探した。
YOUTUBEにあったファイルは、オリジナルとは異なって、かなり軽い感じだ。
95年収録ヴァージョンと、67年の「エド・サリヴァン・ショー」の録音と。
どちらも、しっくりこない。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
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『長距離ランナーの孤独』『噂の二人』『アルトナ』『孤独の報酬』 [日付のない映画日誌1960s]
『卒業』『イージーライダー』『俺たちに明日はない』 [日付のない映画日誌1960s]
ジェーン・フォンダ『バーバレラ』 [日付のない映画日誌1960s]
J ・リー・トンプソン『恐怖の岬』 [日付のない映画日誌1960s]
名作のある場所 [日付のない映画日誌1960s]
アルフレッド・ヒチコック『鳥』 [日付のない映画日誌1960s]
ショーン・コネリー『007は殺しの番号』 [日付のない映画日誌1960s]
ヴィクター・フレミング 『風と共に去りぬ』 [日付のない映画日誌1960s]
フランシス・コッポラ『グラマー西部を荒らす』 [日付のない映画日誌1960s]
デヴィッド・リーン『アラビアのロレンス』 [日付のない映画日誌1960s]
ルイス・マイルストン『戦艦バウンティ』 [日付のない映画日誌1960s]
ニコラス・レイ『北京の55日』 [日付のない映画日誌1960s]
オットー・プレミンジャー『黄金の腕』 [日付のない映画日誌1960s]
ロバート・ワイズ 『傷だらけの栄光』 [日付のない映画日誌1960s]
ロバート・ワイズ 『傷だらけの栄光』 1962年
これもリバイバル。
50年代からそれ以前にさかのぼる作品が、60年代前期の私的なクロニクルに、ごっちゃに並んでいる。
当時の洋画は、ロードショー公開の後、一年以内くらいに、二番館、三番館に降りてくる。
たいてい二本立で料金も安くなるから、それを狙う手もあったが、京都では、その環境はあまりなかった。
大阪で公開された「お下がり」が、月遅れで公開されるといったケースも少なくなかった。
ロードショー、二次ロードショーが済むと、時期は一定していないが、数ヶ月の後に名画座公開となる。
このサイクルを終えると、観る機会を逸する、というのが一般的なケースだった。
もちろん、ビデオテープやDVDなどのソフトは存在していない。
映画は、一期一会の「神聖」な娯楽だった。
リバイバル・ロードショーの有り難みはそこにあった。
情報誌が現われるのは、70年代になってから。
名画座で何を上映しているかは、行って確かめるほうが確実だった。
名画座とは、なんとなく足が向いて、番組をみてから観るかどうか決める場所だったようだ。
上映途中からでも、出入りは、自由だった。