ソヴィエト映画の全貌91 [映画VIDEO日誌1991]
ソヴィエト映画の全貌91
セルゲイ・ボドロフ『自由はパラダイス』
1991年8月2日金曜 三百人劇場
ラシド・ヌグマノフ『僕の無事を祈ってくれ』
1991年8月24日土曜
ソヴィエト映画というカテゴリはこれ以降、歴史的項目にしまいこまれてしまった。
『僕の無事を祈ってくれ』は、少し後に単館ロードショーされた。
http://atb66.blog.so-net.ne.jp/2014-12-29
ジョナサン・デミ『羊たちの沈黙』 [映画VIDEO日誌1991]
シドニー・ルメット『殺人調書 Q&A』 [映画VIDEO日誌1991]
シュワルツェネッガー『トータル・リコール』 [映画VIDEO日誌1991]
オリバー・ストーン『ドアーズ』 [映画VIDEO日誌1991]
エミール・クストリッツァ『ジプシーのとき』 [映画VIDEO日誌1991]
フランシス・フォード・コッポラ『ゴッドファーザー PARTⅢ』 [映画VIDEO日誌1991]
『暗黒街の弾痕』と『暗黒街の顔役』 [映画VIDEO日誌1991]
パーヴェル・ルンギン『タクシー・ブルース』 [映画VIDEO日誌1991]
昼間は映画館、夜はVIDEO [映画VIDEO日誌1991]
1991年正月 昼間は映画館、夜はVIDEOの生活。
ハロルド・ベッカー『シー・オブ・ラブ』 1月4日金曜
アル・パチーノ エレン・バーキン
『ヘンリー』で異常大量殺人鬼を演じたマイケル・ルーカー。
大川俊道『クライム・ハンター3』 1月5日土曜
これは困った。
VIDEOになっても、どうでもいいようなプログラム・ピクチャーを観るくせが抜けずに……。
いや、かえってひどくなったのか。
観散らかして忘れ去るスピードも加速する一方。
ジェイムズ・キャメロン『アビス』 1月5日土曜
映画日誌ならぬVIDEO日誌になると、満足度のレベルも大中小のうち大が抜けて、中小ならよし、あとはエトセトラとなる。 これは中満足。ということは、かなりの上位。
ロン・アンダーウッド『トレマーズ』 1月6日日曜
スターも、アイデアも、仕上がりも、ぜんぶB級。
そのくせ続編・続々編とつくられたヒット作。
たんなるモグラ怪獣の話と侮るなかれ。
マイク・フィギス『インターナル・アフェア』 1月6日日曜
リチャード・ギアの悪、アンディ・ガルシアの善。
配役が逆じゃない?と思わせるところがミソ。
珍しい汚れ役を魅せたギアがぜんぶ攫ってしまった。
エルンスト・ルビッチ『天国は待ってくれる』 [映画VIDEO日誌1991]
エルンスト・ルビッチ『天国は待ってくれる』『生きるべきか死ぬべきか』
1991年1月4日金曜 吉祥寺
ルビッチ特集。
VIDEO漬けの合間に、やっと映画館に。
シネコンの定着によって、現在の映画館数は増加する一方。
かつては考えられなかった映画鑑賞環境が現実のものに。
『ラストショー』や『ニューシネマ・パラダイス』みたいなキャパのでかい映画小屋は、まったくのノスタルジアの対象。
ごくアットホームな感覚のミニシアターで好みに合った作品をチョイスするのが現在か。
とはいえ、個人的にはそうしたイマからどんどん離れている。
この日誌が記録しているように。
これを観たバウスシアターも、今はない。
階段をあがると、50席・100席のミニシアターがふたつ。
シネコンのはしりだったが、前身は、昭和レトロのエロ映画館。
サンロードの出口あたりに建っていたのが、そこだけ異様に場違いなスポットに見えた。
取り壊しになった時、一度も入ったことがなかったので、景観を惜しむような気分になった。
正月そうそうから一日二本ずつ [映画VIDEO日誌1991]
正月そうそうから一日二本ずつ借りて、観まくっていたのである。
アベレージは、まあ、こんなものか。
ジャン・クロード・ヴァンダム『キックボクサー』 1月1日火曜
デヴィッド・A・プライアー『サイボーグ刑事』 1月2日水曜
『燃えよカンフー』のディヴッド・キャラダイン
ジョン・グレン『007美しき獲物たち』 1月2日水曜
ロジャー・ムーア時代のボンド
ブラックのボンド・ガール
ハワード・ホークス『エル・ドラド』 1月3日木曜
ジョン・ウェイン ロバート・ミッチャム
『リオ・ブラボー』以降のホークス西部劇はぜんぶ『リオ・ブラボー』のリメイクみたいなもんだ。
と思っていたところ、最近、
『赤い河』を500円DVDで買って再見したら、
『リオ・ブラボー』そのものが『赤い河』のドラマ構造をなぞっていたのだと気づいた。
話の外枠がずいぶんと異なるので気づきにくかった。
ディミトリー・ティオムキンの音楽も「ライフルと愛馬」の原メロディが『赤い河』ですでに使われていたわけだし。
ブライアン・ユズナ『ソサエティー』 1月3日木曜
80年代ホラーの水準作。植物への変身もの。
特殊効果のスクリーミング・マッド・ジョージは谷譲治という本名。大阪生まれの日本人。
半世紀前にもいた谷譲次とは別人。
テレンス・マリック『バッドランズ』 [映画VIDEO日誌1991]
1990年はおしまい [30年遅れの映画日誌1990]
ヴィスコンティ『若者のすべて』 [30年遅れの映画日誌1990]
中国映画祭90 [30年遅れの映画日誌1990]
トリュフォー『柔らかい肌』など [30年遅れの映画日誌1990]
深作欣二『ダブルパニック90 ロス警察大捜査線』
http://atb66.blog.so-net.ne.jp/2015-01-17