小林旭『多羅尾伴内』 [日付のない映画日誌1970s]
鈴木則文『多羅尾伴内』1978
山口和彦『多羅尾伴内 鬼面村の惨劇』1978
東映に移籍してからの小林旭には、記憶に刻まれる作品がほとんどない。
この時期のアキラは、おもに「全共闘演歌」の歌い手だった。「ついてくるかい」「昔の名前で出ています」「純子」とつづいて、「もう一度いちから出直します」と。
『仁義なき戦い』シリーズでは、役柄がなんとも……。ヤマモリ=金子信雄の補佐。ヤクザというより優秀な官僚タイプ。
悪役でもなし、見せ場もなし。
多羅尾伴内リメイクが唯一の華だったか。
オリジナルの千恵蔵・伴内は知らないので、おれのなかでは「七つの顔の男だぜ」は、小林旭しかいない。
とはいっても、あれだけ超ヘヴィー級に肥大してしまうと……。マーロン・ブランド? はたまた死ぬ前のライナー・ファスビンダー?
山口和彦『多羅尾伴内 鬼面村の惨劇』1978
東映に移籍してからの小林旭には、記憶に刻まれる作品がほとんどない。
この時期のアキラは、おもに「全共闘演歌」の歌い手だった。「ついてくるかい」「昔の名前で出ています」「純子」とつづいて、「もう一度いちから出直します」と。
『仁義なき戦い』シリーズでは、役柄がなんとも……。ヤマモリ=金子信雄の補佐。ヤクザというより優秀な官僚タイプ。
悪役でもなし、見せ場もなし。
多羅尾伴内リメイクが唯一の華だったか。
オリジナルの千恵蔵・伴内は知らないので、おれのなかでは「七つの顔の男だぜ」は、小林旭しかいない。
とはいっても、あれだけ超ヘヴィー級に肥大してしまうと……。マーロン・ブランド? はたまた死ぬ前のライナー・ファスビンダー?
『沖縄やくざ戦争』などなど [日付のない映画日誌1970s]
中島貞夫『やくざ戦争 日本の首領(ドン)』 [日付のない映画日誌1970s]
ピーター・ボグダノヴィッチ『ラスト・ショー』 [日付のない映画日誌1970s]
ハリウッド小説映画、この三本 [日付のない映画日誌1970s]
シドニー・ポラック『ザ・ヤクザ』 [日付のない映画日誌1970s]
ジーン・ハックマン三本立て [日付のない映画日誌1970s]
『ポセイドン・アドベンチャー』『タワーリング・インフェルノ』 [日付のない映画日誌1970s]
フランソワ・トリュフォー『アメリカの夜』 [日付のない映画日誌1970s]
ドロン&ベルモンド『ボルサリーノ』 [日付のない映画日誌1970s]
こんな映画もう観られない [日付のない映画日誌1970s]
スティーヴン・スピルバーグ『続・激突! カージャック』 [日付のない映画日誌1970s]
『チャイナ・タウン』『ロング・グッドバイ』『さらば愛しき女よ』 [日付のない映画日誌1970s]
ブルース・リー『燃えよドラゴン』 [日付のない映画日誌1970s]
『水俣』全作品 『バスター・オン・ザ・ボーダー』など [日付のない映画日誌1970s]
遙かなるサム・ペキンパー [日付のない映画日誌1970s]
遙かなるサム・ペキンパー
『ゲッタウェイ』
『ジュニア・ボナー』
『わらの犬』
『コンボイ』 1978.6
遙かなるサム・ペキンパーの日々も、これで終わったような。
あの大型トラックの「壮大な」隊列とともに。
じつに、この男は、70年代的な作家だったんだなと、あらためて納得する。
ヤクザ映画とペキンパーと日活ロマンポルノ(そして、ボブ・ディラン)。
つづめていえば、(あの頃の)オレはそれだけ。
http://atb66.blog.so-net.ne.jp/2016-10-16