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映画VIDEO日誌2010-12 ブログトップ
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『ニクソン』と『MISHIMA』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.12.07 オリヴァー・ストーン『ニクソン』
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 ストーンのアメリカ史は、この時代を「狂人」ニクソンと「サイコパス」キッシンジャーの時代と命名している。
 「パラノイア」ストーンの罵倒が当たっているかどうかは別にして、ニクソンになりきったアンソニー・[ハンニバル・レクター]・ホプキンズには、ビックリ。
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 しかも、ホプキンズは、次に、ヒッチコックになりきってみせて、ビックリは倍倍倍になった。
 そういえば、ウッディ・ハレルソンの扮する『LBJ』が公開される。予告編では、それなりに「化けて」見えたが……。
 昨今は、大統領を演ずる俳優が多すぎて。これも、トム・クランシー症候群(アメリカの癌細胞)の一つですかね。

12.18 ポール・シュレーダー『MISHIMA』
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 これほど下らないとは、この眼で観るまで想像もつかなかったお粗末。
 下らなさは、市ヶ谷の決起の前、緒方拳とその一行が「唐獅子牡丹」を合唱するシーン(それも、狭い乗用車の中)で頂点に達する。
 こちらはミシマ・ファンではないから、呆れただけで済んだが……。
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『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.0.29 『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』
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11.06 『裏切りのサーカス』(ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ)
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『毎日がアルツハイマー』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.09.16 『毎日がアルツハイマー』 at東中野
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ガボレイ・シディベin『ペントハウス』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.07.24 『ペントハウス』
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2012.08.26 アッバス・キアロスタミ『トスカーナの贋作』
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『1911』『ドラゴン・タトゥーの女』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.06.17 『1911』
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06.19 『ドラゴン・タトゥーの女』
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『パレスチナ』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.05.16 『パレスチナ』
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05.30 『カンダハル 怒りの大脱出』
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『ロールスロイスに銀の銃』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.05.01 『ロールスロイスに銀の銃』
ゴッドフリー・ケンブリッジas棺桶エド&レイモン・サン・ジャックas墓掘りジョーンズ
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05.02 『ブラキュラ』
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 どちらも、70年代ブラックスプロイテーション時代の産物。
 前者は、チェスター・ハイムズのハーレム警察シリーズの映画化だから、いちおうのスター・システム。
 『吸血鬼ブラキュラ』の俗悪さ、チープさ、臆面のなさは壮観である。
 おまけに、ドラキュラの「純血本家はブラックである」と宣言したのだった。

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『砂の器』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.04.14 『砂の器』
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『ふたりのヌーベルヴァーグ』 [映画VIDEO日誌2010-12]


2012.03.18 

『ふたりのヌーヴェルヴァーグ』を観た。
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どうってこともない。
けれど、これは、ゴダール&トリュフォーの二人ではなくて、ジャン・ピエール・レオーとの三人物語だよね。
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『ゴーストライター』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.02.07 『ゴーストライター』
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2012.03.17 『ワイルド・スピード MEGA MAX』
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『ブリューゲルの動く絵』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2012.01.09 『ブリューゲルの動く絵』
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01.12 『インターセプター』
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01.18 『S.W.A.T』
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『ロシアン・ルーレット』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.12.06 『メカニック』
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12.11 『ロシアン・ルーレット』
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12.16 『銃撃のレクイエム』
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ニキータ・ミハルコフ『戦火のナージャ』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.11.01 ニキータ・ミハルコフ『戦火のナージャ』
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11.19 『チェチェン包囲網』
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『ツーリスト』『ザ・ファイター』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.10.18 『ツーリスト』
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10.28 『ザ・ファイター』
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『トゥルー・グリット』『勇気ある追跡』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.10.06 『トゥルー・グリット』
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10.08 『勇気ある追跡』
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エムレ・シャーヒン『40』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.08.05 エムレ・シャーヒン『40』
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2011.09.06 ニウ・チェンザー『モンガに散る』

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2011.09.10 クォン・ホヨン『パラレルライフ』
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 『MAD探偵 7人の容疑者』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.08.04 『MAD探偵 7人の容疑者』
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 七重人格が七人の人物となって視覚化(幻想のなかで)されてくる場面が今でも気に入っている。
 あまりにアホらしすぎるところが、いかにもジョニー・トーだ。

 けれど、ラウ・チンワンの「耳斬り」は、ヒドイな。
 共同監督のもう一人のアイデア、ということ。
 意味もなく、ただ悪趣味なだけだ。
 狂気とは「コンナモノ」ってな、安っぽい思いつきだ。

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『ツナミ』の津波 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.07.14 『グリーン・ホーネット』
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07.25 『刑事ヴァランダー2 白夜の戦慄』
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07.28 『ツナミ』
 まだ「3.11」のショックが生なましく、災害パニックものを観るのは、ほんとうに辛かったが。
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ドニー・イェン大会だ [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.06.11 『導火線 FLASH POINT』
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06.17 『イップ・マン 序章』
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06.19 『イップ・マン 葉間』
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『ピニェロ』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.06.07 『ピニェロ』
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06.08 『エル・カンタンテ』
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フランソワーズ・アルヌール『女猫』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.05.03 フランソワーズ・アルヌール『女猫』

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05.07 『3人のエンジェル』
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サミュエル・フラー『東京暗黒街 竹の家』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.04.15 ジャン・ルノアール『浜辺の女』
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04.21 サミュエル・フラー『東京暗黒街 竹の家』
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04.30 ロバート・モンゴメリー『湖中の女』
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バーベット・シュローダー『陰獣』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.02.26 バーベット・シュローダー『陰獣』
 
大乱歩の映画化、いちおう。
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02.27 ジョニー・トー『スリ』
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02.28 デヴィッド・クローネンバーグ『イースタン・プロミス』

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ロバート・アルトマン大会 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.02.16 ロバート・アルトマン『今宵、フィッツジェラルド劇場で』
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02.17 『ゴスフォード・パーク』
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02.18 『ザ・プレイヤー』
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02.19 『ウェディング』
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 昔なら「名画座」通いの番組だが。
 2008年あたりから、レンタル店に行く習慣もなくなり、もっぱらネット宅配で用が足りるように。


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『闇の列車 光の旅』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.02.14 『闇の列車 光の旅』
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02.09 『ヤギと男と男と壁と』
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『キラー・インサイド・ミー』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2011.02.10  試写

 「THE KILLER INSIDE ME」を観てきた。
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 いや、たしかに衝撃のラストであった。
 映像化不可能とか何とか。
 「キラー・インサイド」が「キラー・アウトサイド」になって、映像化されると、ああなるんだろう。
 ああなるしかないんだろうな。
 原作テキストにも、たしかに「爆発する」という語句はあったし。
 おれたちみんな。おれたちみんな。
 考えてみれば、アレは一種の幻想シーンだと受け取っていたのかもしれない。
 そのような読み取りは特殊だったのか。
 ともかく、 BIG ジム・トンプソンは、見事に転生してきた。


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 「THE KILLER INSIDE ME」は、30年前にも、いちど映画化されている。
 バート・ケネディ監督、スティシー・キーチ主演。

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アンジェイ・ワイダ『カティンの森』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2010.09.12 『パブリック・エネミーズ』
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2010.09.13 アンジェイ・ワイダ『カティンの森』
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フルタイム・ジョニー・トー [映画VIDEO日誌2010-12]

ジョニー・トー

2010.08.29 『暗戦 デッドエンド』 
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      『暗戦 リターンズ』
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      『ヒーロー・ネバー・ダイ』
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2010.09.05 『フルタイム・キラー』
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2010.12.20 『エレクション 黑社會』
   12.21 『エレクション 死の報復』 
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『ミレニアム』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2010.07.10 『ミレニアム』
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2010.08.13 『ノトーリアスB.I.G.』
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『バニシング・ポイント』 [映画VIDEO日誌2010-12]

2010.01.02   不死の映画館①
 首都の外れの、観光でにぎわう古寺のすぐ近く。
 さる公立学校が管理する農業用地の広大な敷地の片隅にその映画館はある。
 常設館ではないから、それらしき看板などいっさいない。
 上映する番組のスケジュールだって案内があったためしがない。
 けれども、そこへ行けば必ず、他では観ることのできない作品と出会えるはずだ。
 こんな贅沢なシアターは当節、ちょっと見つからない。
 地図にも出ていないし、ファンたちの話題にのぼったこともないだろう。
 厩舎にしか見えないから、たいていの人は気づかずにとおり過ぎていく。
 ある時は、エリッヒ・フォン・シュトロハイム『グリード』の四時間ヴァージョンを観たし、
また、ある時は、ライナー・ウェルナー・ファスビンダー『ベルリン・アレクサンダー広場』を十四話連続で鑑賞した。
 フィルムがいつも回っている場所。
 それが不死の映画館だ。
 これから綴るのは、そこで観た珍奇な作品についての感想だ。


 第一回の鑑賞記は、『バニシング・ポイント』
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 なんだ、珍しくもないといわれそうな70年代的定番である。
 DVDだっていくらでも出回っている。……んだが。
 さて、お立ち合い。どうもこちらで公開されたのは99分ヴァージョンのみらしい。
 例によってスペシャル・エディションのディスクも発売されているが、特典映像の付録がごっちゃりとついても、本編は、やっぱり99分のようだ。
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 ところが、ディレクターズ・カットとか大げさなことはいわなくても、『バニシング・ポイント』には、106分ヴァージョンがある。
 どこが違うかというと――。
 シャーロット・ランプリングが出ているか、いないかの違いなんである。
 IMDbで調べると、彼女はヒッチハイカーの役で、「Scene Deleted」となっている。
 カットされてしまったのだ。それゆえ allcinema ONLINE などでは、出演作リストに入っていない。
 けれども「まぼろし」の出演シーンは、たしかに存在しているのだ。
 一時間四十六分の映画の、一時間三十分あたり。そろそろ大詰めに近いところ。
 ヒーローが道の傍で拾うスウィート・ヒッチハイカー
 ランプリングは「あんたの名前はコワルスキーなのね」とかの科白。
 わずか五、六分の車内シーン、顔のクローズアップのみ。
 このエピソードは他の部分とつながりがないので、カットしてしまっても話は通るわけだ。
 ヒーローが爆発する直前に垣間見た幻影のようにも受け取れるシーンなのだ。
 じっさい、タイトルバックに「co-starring CHARLOTTE RAMPLING」の文字を観た時、わが目を疑ってしまった。
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 これもまた、忘却の彼方に置き忘れてきた事柄のひとつなのかと。
 で、ひたすら彼女の登場を期待しつつ観た。
 しかし何となく憶えのある映像の連続のうち、いくら待っても彼女は現われない。
 あきらめかけた。そして、映画がほとんどもう終わりかけてきた時間になっての登場だった。
 初めて観るシーンだ。
 納得した。
 なるほど、流れが、ここだけ異なっている。一直線の破滅への道が、ここでゆったりと停滞している。
 編集的にはカットして正解なんだが。やはり短縮ヴァージョンで満足していたのは不幸であった。

 夢のなかのような映画館で観るフィルムは不死なのだ。

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