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『バーダー・マインホフ 理想の果てに』 [映画VIDEO日誌2023後半]

2023.07.01 ウーリー・エデル    『バーダー・マインホフ 理想の果てに』 2008 
DER BAADER MEINHOF KOMPLEX 

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 60年代後半から世界中の若者の間に急速に広まった反帝国主義の過激な潮流の中ドイツに生まれた反権力組織“バーダー・マインホフ・グループ”のちのドイツ赤軍(RAF)の10年に及ぶ闘争の歴史を描いた実録ドラマ。理想に燃えた若者たちが、権力との闘争の中で過激化の一途を辿り、次第に孤立し自滅していく崩壊までの道のりをリアルに描き出す。主演は「マーサの幸せレシピ」のマルティナ・ゲデックと「es [エス]」のモーリッツ・ブライブトロイ。共演に「ヒトラー ~最期の12日間~」のブルーノ・ガンツ。監督は「ブルックリン最終出口」のウーリー・エデル。

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 1967年6月、西ベルリン。反米を掲げるデモのさなか、学生の一人が警官に射殺される事件が起こる。現場を取材していた女性ジャーナリストのウルリケ・マインホフは、国家権力の対応に疑問を抱き、左翼学生の運動に共感を寄せていく。翌年、アンドレアス・バーダーは恋人のグドルン・エンスリンと共にベトナム戦争に抗議してデパートに放火、直後に逮捕される。その後2人の理想に共鳴したマインホフは、彼らの脱走を自ら手引きし、ついにそれまでの全てを捨てて彼らと共に暴力による抵抗運動に身を投じる決意をする。こうしてマインホフ、バーダー、エンスリンをリーダーとする武装組織、ドイツ赤軍(RAF)が誕生するのだが…。 ーーallcinema.onlineより
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 バーダー・マインホフ・グルッペ。壊滅した彼らはすべて、獄中で「死を選ぶ」。
 その一方、新らたに呼応した者らが、ハイジャック闘争、政府高官の誘拐へとより過激な方針を選んでいく。そして、ミュンヘン・オリンピック事件、エンテベ空港銃撃戦へと……。

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