『ビール・ストリートの恋人たち』

2019.02.26　バリー・ジェンキンズ『ビール・ストリートの恋人たち』
　ラストの画面にささげられる「for Jimie」。
　これほどまでに、ジェイムズ・ボールドウィンの原作と「一体化」した映像作品はなかった、と思わせる。　
　これは原作の力でもあったか。
 

 

『マッドボンバー』

2019.02.22　『マッドボンバー』1972
ヴィンス・エドワーズの刑事、
チャック・コナーズの爆弾魔（自爆テロリスト？）、
ネヴィル・ブランドの強姦魔。
   

嵐寛寿郎『鞍馬天狗』

2019.02.20　嵐寛寿郎『鞍馬天狗』1928
　弁士つきの無声映画は、たしか二度目。
　この前も、同じ企画もの（東洋のハリウッド、調布シティ）だったが、あれは、もう10年前になるか……。
 

『アウトレイジ 最終章』

2019.02.20　『アウトレイジ 最終章』
　ヒデェーナ、これは。
　シリーズ三作目は、必ず「ドツボ」にはまるっての。
 

『ミステリーロード２／悪徳の街』

2019.02.21　『ミステリーロード２／悪徳の街』2016
　シリーズ二作目。前作をうわまわって、何もない街。荒野と道路と車だけ。
　警察の建物さえ、プレハブのキャンピングカーのようだ。
　住民は居留区の先住民しか登場しない。
　開発会社が「密輸」してくる中国人娼婦。
　人身売買を暴こうとする先住民刑事。
　〈中枢ー従属〉の構図が、前作をうわまわって、さらに先鋭だ。
 

『ミステリーロード／欲望の街』

2019.02.18　『ミステリーロード／欲望の街』2013
　オーストラリアの辺境。先住民の刑事。
　荒野のほかは何もない街でも、犯罪は起こる。
 

『愛は憎しみを越えて』Scalps

2019.02.19　『愛は憎しみを越えて』Scalps 1987
　なんだかもの凄いタイトルのマカロニ残虐ウェスタン。
　撃ち合いよりも、アタマの皮剥ぎ競争みたいなハナシ……。
 

『ディール・ブレイク』

2019.02.17　『ディール・ブレイク』2014
　麻薬戦争。アイスランド警察vsクロアチア・マフィア。
 

『キング・オブ・ギャングスター』

2019.02.16　『キング・オブ・ギャングスター』
　「ＵＫギャングスター　イギリスで最も恐れられた男」パートⅡ
　そういえば、第一部は観てなかったか。
 

『映画の巨人 ジョン・フォード』

201902.15　ピーター・ボグダノヴィッチ『映画の巨人　ジョン・フォード』2006
　スピルバーグ、スコセッシ、ヒル、イーストウッドらのインタビュー。
　以前に、リンゼイ・アンダースン『ジョン・フォードを読む』を読んだときの満足感がよみがえってくる。

 

ブルーノ・ガンツ（1941-2019）

ブルーノ・ガンツ（1941-2019）
時の翼にのって／ファラウェイ・ソー・クロース！
ヒトラー役者というより、やはり初期のイメージ。
『アメリカの友人』1977
https://atb66.blog.so-net.ne.jp/2016-03-22
『白い町で』1983
https://atb66.blog.so-net.ne.jp/2016-02-28
『ベルリン・天使の詩』1987
https://atb66.blog.so-net.ne.jp/2016-04-12

 

トム・クルーズ『ワルキューレ』

2019.02.14　トム・クルーズ『ワルキューレ』2008
 

『テキサス・レンジャーズ』

2019.02.08　『テキサス・レンジャーズ』2001
 

アルバート・フィニー（1936-2019）

アルバート・フィニー（1936-2019）

 

アルバート・フィニーasエルキュール・ポアロ　フィニー、まだ３０代か。

チャン・ドンゴン『決闘の大地で ウォリアーズ・ウェイ』

2019.02.07　チャン・ドンゴン『決闘の大地で　ウォリアーズ・ウェイ』2010
　ラストの、ドンゴン戦士が、凍った魚を襲撃者の眼に突き刺すシーン。
　そこに到ってようやく、「あっ、これは、前に観てるじゃねえか」と、思い出した。
　この記憶力の欠損には、われながら呆れるしかない。
　VHSが主流だった時代、途中で居眠りしてハッと気づき、テープを巻き戻して欠落シーンまでもどって観なおすうちに、ふたたびトロトロとまどろんでしまうことが、よくあった。
　ちょうど、あのような間の悪さ、ではないか！
 

Ｊ・リー・トンプソン『マッケンナの黄金』

2019.02.05　Ｊ・リー・トンプソン『マッケンナの黄金』1969
　むかし懐かしき一本、再観。
　黄金探しに正気を喪う人びとの群れに、ずいぶんと多彩な助演陣がならんでいたものだ。４枚目画像のポスターの下半分。右側に名前が。
 

 

Ｊ・リー・トンプソン『ホワイト・バッファロー』

2019.02.04　Ｊ・リー・トンプソン『ホワイト・バッファロー』1977
　観落としていたブロンソン・ウェスタン。
　ワイルド・ビル・ヒコックにチャールズ・ブロンソン。
　クレイジー・ホースにウィル・サンプソン。
　二人のヒーローが巨大怪獣を退治する話。
　『カッコーの巣の上で』でチーフを演じたサンプソンの当たり役だ。
　というか、ミロシュ・フォアマンの映画そのものが、精神病院を舞台にした変型西部劇だったのか、と遅ればせながら思いあたる。
　キム・ノヴァックとか、クリント・ウォーカーとか。往年のスターが、まだ健在だった。
 

ジャン＝クロード・ラ・マーレ『ギャング・オブ・ローズ』

2019.02.03　ジャン＝クロード・ラ・マーレ『ギャング・オブ・ローズ』2003
　女５人組の銀行ギャング。東洋人１人とブラック４人の構成。
　いちおうは、ブラック・ウェスタンなんだが。
　二挺拳銃のリル・キムをはじめ、だいたいがＭＴＶの軽いノリ。
　意味不明のお遊びシーンも多く。
　カメオ出演でマリオ・ヴァン・ピーブルズが、ワンシーンだけ顔を出すところなんかも。
　内輪だけのギャグか？
　まあ、次を期待する、ということで……。

『アイザック 繋がれし少年』

2019.02.02　『アイザック　繋がれし少年』1977
　アメリカ、イスラエル合作のおかしな西部劇。
 

ジョン・スタージェス『さらばバルデス』

2019.02.01　ジョン・スタージェス『さらばバルデス』1973
　ブロンソン全盛期。
　前年の『チャトズ・ランド』につづくインディアン役。こちらのほうが渋い。

 

 

『トマホーク ガンマンvs食人族』

2019.01.31　『トマホーク　ガンマンvs食人族』2015
　山奥の洞窟に棲む人喰い族と４人のガンマンの争闘。
　なんか、ひと昔まえのマカロニものでもお目にかかったことのないグロい話だ。
　どちらも迫力不足で、テンポもゆるいし。
　［★］一個のお粗末。