フランシス・コッポラ『グラマー西部を荒らす』
 
 コッポラのフィルモグラフィーを調べていると、最初にこの作品タイトルに行き当たる。
 なんだ、アレがそうだったのか。
 自慢にもならない話だ。
 八千代館というエロ専門の小屋が、新京極をちょっと入ったところに在って、そこで観たはずだ。
 女がみんなヌードに見えるという「病気」にかかった男の「幻想」のお笑いな遍歴を描く。
 いちおう、背景シーンは、西部劇でもある。
 いっしょに観たかどうか定かではないが、
『ヌード・バカンス』というのもあった。
 これは、ヌーディスト・キャンプの覗き見ものだった。