2016年11月23日 - 日付のない映画日誌1970s シドニー・ポラック『ザ・ヤクザ』1974 脚本はポール・シュレーダー。 どうってことはない日米合作だったけど……。 ロバート・ミッチャムが「エンコ詰め」して、「オレの友情の証しだ」と高倉健にさしだすシーンには、のけぞった。 アリエネーだろ。 いくらヤクザ映画フリークのアメリカ人だって。 この種の、できそこないのジョークみたいな「善意」のオリエンタリズムに、しばし絶句。