2016年11月25日 - 日付のない映画日誌1970s ピーター・ボグダノヴィッチ『ラスト・ショー』1971 千本丸太町を下がったところに古びた映画小屋があって。 小屋の名前は、何といったのか。 千本通りは、こちらの勝手な思いこみもあって、京都らしからぬ、国境沿いのひなびた国道みたいなイメージが強いのだけれど、その途上に、忽然と薄汚いそのポルノ映画館が現われてくるのだった。 いつか、この映画のラスト・シアターの想い出と、溶け合ってしまっている。 ボグダノヴィッチ劇場は、これ一本に尽きた。