1992年7月2日(木)ショーン・ペン『インディアン・ランナー』
 
 人生の明るみを選んで生きる兄ディヴィッド・モース。
 奈落に落ちていく弟ヴィーゴ・モーテンセン。
 60年台へのノスタルジアをバックにしたクラシックな物語だ。
 予想通りのカタストロフィに終わった結末の、タイトルバックに流れるザ・バンドの「アイ・シャル・ビー・リリースト」。
 あやうく涙が流れそうになる。
 などと、日記に記していた。