30年遅れの映画日誌。映画を観るためには映画館に出かけるしかなかった時代の話。 

 ロバート・アルドリッチ『傷だらけの挽歌』

 自宅 深夜テレビ

 いや、がっかりしました。済みません。
 公開は71年の9月。
 ジェイムズ・ハードリー・チェイスの『ミス・ブランディッシに蘭はない』、二度目の映画化。
 というより『いちご白書』のキム・ダービーがお目当て。だったけれど……。
 かなり短縮版になっていた様子でもあり。
 観そこねていた映画ほど期待はもの狂おしく、また失望も膨れ上がるのだろう。
 小説では続編になる『蘭の肉体』シャーロット・ランプリングと比べるのは酷かしら。