ジョージ・スティーヴンス『シェーン』 53年製作 リヴァイヴァル


 いまさら何もいうことはない? 西部劇の代名詞のような名画。

 パンフレットをぱらぱらめくると、リヴァイヴァルものが流行るのは新作不作のせいだろう、とかいう意見が載っていた。
 むかしから同じことの繰り返しだったか。

 この作品はとくにそうだが、日本の股旅ものとの共通項がはっきりしている。
 日本人好みというか、どこの国でもウケル要素を満載しているわけだ。


 主題曲の「遥かなる山の呼び声」は、ヴィクター・ヤングのオーケストラではなく、歌つきのものがあった。
 ラジオで何度か耳にしたことはあるが、レコードで流通したのかどうかは確かめたことがない。

shane.mp3