2016年02月28日 - 30年遅れの映画日誌1986 1986年4月14日月曜 曇り ジャン=リュック・ゴダール『気狂いピエロ』 三鷹 三鷹オスカー 五回目か六回目。 ただ、まあ、漫然と午前中から暗闇のなかに座って。 相変わらず、日々の境目が定かでなく。 1986.04.19 土曜 フェリーニ『そして船は行く』 1986年4月19日土曜 曇り アラン・タネール『白い町で』 大森 キネカ大森 時と空間の映像的溶解。 タネール映画ではベストの印象だ。 石畳の街路をカメラが流れていくとそれが深い海の波面に変容するシーンに恍惚となった。 つまり、喪失とはこれなんだな。 喪うとは、こういうイメージだったのかと。