2016年09月01日 - 日付のない映画日誌1960s デヴィッド・リーン『アラビアのロレンス』 63.2 一回きりしか観ていないはずだが、いくつかのシーンは、今なお鮮烈に焼きついている。 名画とは、まさしくこういうものか。 大画面にえんえんと拡がる砂漠。ただ、ただ、息を呑むほど圧倒的に美しかった。 主役のピーター・オトゥールをはじめ、アレック・ギネス、オマー・シャリフ、アンソニー・クインらの存在感。 とりわけ、オトゥールは、別の作品で観ても、ロレンスの「残骸」にみえるので、困った。