キネマ旬報増刊 西部劇シナリオ決定版 1962.5、7、9


 読み物よりも、シナリオ採録が値打ちの三分冊。
 ベストテン作品のおおかたはここにある。
 採録作はグラビアページつき。
  モノクロなのは残念だが、作品自体がフルカラーでない名作もあることだし。
 背表紙なんかは焼けて破れたところもあるけれど、お宝本のコレクションだ。


スクリーン臨時増刊西部劇特別号 五冊
61.4 61.8

 

62.10 63.10

64.11

 当時の映画ファン誌は『映画の友』と『スクリーン』とが二分していた。
 こちらの特集号のほうは五冊もあるせいか、あまり有難みはなかった。
 内容的にも、これはという特徴はない。
 大藪春彦の読み物「西部劇時代の銃器」くらいなものか。