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『西部劇の世界』など [西部劇・夢のかけら]

 『西部劇の世界』 荒地出版社 310p カバー
 これは1972年の新装増補版のもの。
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 親しんでいたのは、1960年8月刊の初版。
 双葉十三郎の「西部劇ベストテン」の文章なんかは、暗記するくらいに読み耽ったのだった。
 亡くしてしまったので、増補新版を買ったのだけれど、どこかしっくりとこない。



『西部劇読本』映画の友臨時増刊1960.10
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 表紙は『アラモ』から。
 ジョン・ウェイン(デイヴィー・クロケット)とリチャード・ウイドマーク(ジム・ボウイ)。
 巻頭には「西部劇天国ニッポン」とある。
 これをピークに三年ほどブームの時代がつづいた。
 雑誌の特集号をせっせと買っていたのがまだ保存されていた。
 これは一冊目なので、上記の『西部劇の世界』ともどもお宝本となっている。


 西部劇ベストテン(製作年度順) 『西部劇読本』の選出
 駅馬車 ジョン・フォード
 荒野の決闘 ジョン・フォード
 西部の男 ウィリアム・ワイラー
 黄色いリボン ジョン・フォード
 赤い河 ハワード・ホークス
 ウインチェスター銃73 アンソニー・マン
 真昼の決闘 フレッド・ジンネマン
 シェーン ジョージ・スティーヴンス
 大いなる西部 ウィリアム・ワイラー
 リオ・ブラボー ハワード・ホークス

 『西部劇の世界』の選出もほぼ同じ。
 『駅馬車』と『西部の男』が抜け、代わりに次の二本。
 ヴェラクルス ロバート・アルドリッチ
 OK牧場の決闘 ジョン・スタージェス



 『続西部劇読本』映画の友臨時増刊1961.5
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 前号は完売、品切れ。
 名作百選リスト TV西部劇特集 などの記事。
 充実した内容である。
 『ララミー牧場』の広告も懐かしい。
 『ララミー牧場』本編よりもずっと愉しみだったのは、淀川長治の「西部こぼれ話」のトークと、チンパンジーの出るバャリース・オレンジのCM。

 


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